過去のプロジェクト

  • 国立美術館のクラウドファンディング第4弾
    国立西洋美術館のロダン彫刻全作品の3Dデータが閲覧できるWEBサイト
    「みんなの3Dロダン図鑑」をつくろう!

    国立西洋美術館では、フランスの彫刻家オーギュスト・ロダン(1840-1917年)の彫刻作品60点を所蔵しており、パリのロダン美術館、フィラデルフィアのロダン美術館などに次いで、世界有数のコレクションを形成しています。
    この素晴らしいコレクションを多くの方に見ていただきたいという思いがあるものの、限られた展示スペースの中で展示できる点数には限りがあり、そのほとんどが収蔵庫で保管されています。

    そこで、国立西洋美術館は、所蔵するロダン彫刻作品を3Dデータ化し、特設サイト「みんなの3Dロダン図鑑」で公開します。日本、さらには世界の人々に当館所蔵のロダン彫刻群を楽しんでもらうことを目指します。また、様々な理由で美術館を訪れることができない方々にも、鑑賞の機会をご提供し、すべての人に開かれた美術館となることを目指します。
    さらに、絵画作品と比べ、楽しみ方がわからないなど、鑑賞が難しいと思われている彫刻作品の魅力を発信し、新しい鑑賞のアプローチ、楽しみ方を提案したいと考えています。

    支援額は3,000円から、支援コースは全部で18種類です。
    クラウドファンディングにご参加くださった方だけにお送りする【オリジナルグッズコース】(《考える人》のぬいぐるみや、みんなのイラストで作るにぎやか手ぬぐい、お家やオフィスでロダン展ができるアクリルスタンド5種セット、《考える人》《カレーの市民》など、お好きなロダン作品をお選びいただき再現するスノードームなどなど、すべて非売品です!)、特別な時間をみんなで共有できる【体験型コース】、【寄附コース】もご用意しています。

    「支援コースとリターンを見る」をクリックして、各支援コースをお選びください。
    プロジェクトの詳細は、「プロジェクト概要」ページをご覧ください。

    【7月1日追記】
    ここまで、300人を超える方々にご参加いただきました。全国から届く応援のお声に支えられ、勇気づけられ、励まされ、日々活動をしております。本当にありがとうございます!
    「みんなの3Dロダン図鑑」を一緒に作り上げていく仲間をもっともっと増やしていきたいと願っております。
    最後まで応援いただけますと幸いです。
    募集期間:2024年03月01日 ~ 2024年07月02日
  • 国立美術館のクラウドファンディング第3弾
    国立映画アーカイブ 磁気テープの映画遺産を救え!
    『わが映画人生』デジタルファイル化プロジェクト

    ビデオなどの磁気テープに記録された映像や音声は、2025年までにデジタルファイル化しなければ二度とアクセスできなくなり、一気に失われかねない―という警告"マグネティック・テープ・アラート Magnetic Tape Alert”を、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が2019年に発していることを皆さんはご存知でしょうか?再生機器の製造・保守サービスの完全終了(2023年3月)により、動作可能な再生機が無くなることに加え、技術者の減少と、テープの経年劣化が重なり、映画やメディアアート、記録映像やインタビュー、ホームムービーなど、磁気テープの貴重な映像や記録が、世界中で再生できなくなる、大量絶滅の危機に瀕しているのです。
    そこで、国立美術館のクラウドファンディング第3弾では、この磁気テープの映画・映像遺産の危機を広く皆さんに訴えると同時に、皆さんと協同し、磁気テープの映画遺産を救出するプロジェクトを行います。

    日本映画史上、唯一無二の“映画監督による映画監督のインタビュー映画”シリーズ『わが映画人生』(日本映画監督協会製作)を後世まで確実に伝え鑑賞できるよう救うべく、国立映画アーカイブは初の磁気テープコレクションとして、これを受け入れ、現存するすべてのビデオテープ完成原版のデジタルファイル化の一刻も早い完遂を目指します。本プロジェクトでは、より多くの方に映画への理解を深めていただけるよう、本作の上映会や、図書館等で閲覧可能なDVDの作成・提供なども予定しています。鑑賞機会が増えることにより、映画・映像業界やアーカイブの次世代を担う若い人材の育成にも貢献できることを願っています。

    本プロジェクトではウェブサイトを通じて、磁気テープ原版映画のデジタルファイル化にかかわる課題や作業、国立映画アーカイブの活動もご紹介し、また、磁気テープの映像に関して課題を抱えている多くの皆様、映画映像アーカイブにご関心をお持ちの皆様にも情報を提供していく予定です。磁気テープの映画遺産救出プロジェクトへの皆さまのご参加、ご支援をお願い致します。
    募集期間:2021年12月01日 ~ 2022年03月31日
  • 国立美術館のクラウドファンディング第2弾
    国立工芸館 石川移転開館記念事業
    12人の工芸・美術作家による新作制作プロジェクト!

    東京都千代田区の北の丸公園で1977年11月15日から2020年2月28日まで、東京国立近代美術館の分館として近現代の工芸およびデザイン作品を展示紹介していた工芸館は、石川県金沢市に移転し、2020年10月に通称「国立工芸館」としてオープンします。(開館が延期されました。詳細は東京国立近代美術館工芸館のホームページをご覧ください。)
    「国立工芸館」移転開館を記念して、国立工芸館と工芸館の来館者、そして工芸ファンの皆さまのために、現役で活躍する工芸・美術作家12名が特別に新作を制作してくださることなりました!クラウドファンディングにご参加くださる皆さまからのご支援で制作される作品は、開館記念展でお披露目、その後は国立工芸館が開催する様々なイベントで利用されます。現役の工芸・美術作家が制作した本物の工芸作品を実際に手に取りお使いいただける貴重な機会を多くの方に向けて提供してまいります。また、本プロジェクトにご参加いただくことで、日本各地で精力的に活動している現役作家を支援することができます。国立美術館のクラウドファンディング第2弾にぜひご参加いただき、国立工芸館の移転開館を一緒に盛り上げましょう!!

    作家が作品を作り上げる現場からのレポートや、制作状況、国立工芸館についての情報など、活動レポートも定期的にUPしていきますので、お楽しみに!
    募集期間:2020年04月01日 ~ 2020年08月11日
  • 60年ぶりに発見されたモネの幻の大作がよみがえる!
    国立西洋美術館開館60周年記念事業
    クロード・モネ 《睡蓮、柳の反映》 デジタル推定復元プロジェクト

    国立西洋美術館では、凸版印刷株式会社と共同で、クロード・モネ《睡蓮、柳の反映》の全体像のデジタル推定復元を試みることになりました。この作品は上半分が失われた痛ましい姿で発見され、現在、「松方コレクション展」での公開に向けて保存修復作業を進めているところです。(3月15日現在)
    作品本体の修復作業では、失われてしまった部分までは取り戻すことはできません。ですが、作品の全図が写ったモノクロ写真や、残存部の科学的調査などを頼りに、最先端のデジタル技術やAI技術などを駆使したデジタル復元によって、失われた部分も含めた全体像を現代によみがえらせるべく挑戦をしています。

    国立西洋美術館では、みなさんからご支援いただいた資金を、このデジタル推定復元画像の制作と公開のための費用の一部に使用いたします。国立西洋美術館の基礎となった松方コレクションを築いた松方幸次郎が、当時の日本の若い画家たちや、後世の人々に見せたいと願ったモネの美しい大作を、私たちと一緒に次の世代へと伝えましょう!ご参加いただけることで美術館をより身近に感じていただける機会となれば幸いです。

    推定復元したデジタル画像は、修復の終わった作品と共に、6月11日(火)開幕の「国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展」での公開を予定しています。
    募集期間:2019年03月15日 ~ 2019年06月02日
国立美術館のクラウドファンディング第4弾 国立西洋美術館のロダン彫刻全作品の3Dデータが閲覧できるWEBサイト 「みんなの3Dロダン図鑑」をつくろう!

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独立行政法人 国立美術館 クラウドファンディング