発見された幻の大作

この作品は、長らく行方不明であったものですが、2016年、フランスで発見され、フランス・日本双方の記録の照合により松方コレクションであることが確認されたことから、松方家に返還され、2017年11月に国立西洋美術館の寄贈された作品です。本作品は、そのたどった運命から、半分近くが破損するなど、大きな損傷を受けており、国立西洋美術館では、作品そのものの修復を現在進めています。

デジタル推定復元プロジェクト始動

本プロジェクトは、修復中の作品や作品に使用された絵具の科学的データ、残された全体図を写したモノクロ写真、作家・作品に係る資料等を元に、最先端のデジタル技術やAI技術などを駆使して、在りし日の全体像をデジタル画像で推定復元し、展示公開することを目指すものです。生き生きとした素早い筆づかいや色彩表現などの特徴ゆえに、モネの作品の復元は困難を極めますが、国立西洋美術館では、消失文化財のデジタル再現の実績が豊富な凸版印刷株式会社と共同してこのプロジェクトに挑みます。
このプロジェクトのお問い合わせはこちらから

クロード・モネ 《睡蓮、柳の反映》

本作品は、フランス印象派を代表する画家クロード・モネ(1840-1926)が、晩年の1916年に描いた、幅4メートルを超える大作です。
クロード・モネ 《睡蓮、柳の反映》
油彩・カンヴァス 199.3×424.4 cm
1916年
国立西洋美術館

2つの睡蓮

国立西洋美術館創設の基礎となった「松方コレクション」を築いた実業家・松方幸次郎が、1921年渡欧し、モネのジヴェルニーの家を訪れ、アトリエに残されていた作品群から20点近くを購入しました。その中には、モネの大作であるオランジュリー美術館の《睡蓮》の大装飾画の制作とも関連する2点の大画面の《睡蓮》があったことが初期の資料から知られていました。
1点は、現在、国立西洋美術館の代表的所蔵品である《睡蓮》(200.5x201cm)であり、もう1点は、その約2倍の横寸を持つ、今回デジタル推定復元に取り組む《睡蓮、柳の反映》です。この作品は2点目の《睡蓮》はおそらく第二次世界大戦時の疎開期に、湿気や水の被害を受けたと推測され、ひどく損傷したことから、戦後、接収松方コレクションの返還交渉においてフランス政府から日本政府へ引き渡される作品リストには含まれず、長らく所在不明の作品とみなされていました。

松方コレクションへの帰還

この作品は、戦時の接収作品を管理していたフランスの美術館局がかつて設置されていたルーヴル美術館で、近年カンヴァスの上半分が失われるという痛ましい状態で発見されました。幸いにも画面左下にはモネのサインと「1916年」という年記が残されており、フランス側と日本側の記録の照合によって、これが松方コレクションの一部であったことが確認されたことから、2017年11月、フランス政府から松方家に返還、そして松方家から国立西洋美術館に寄贈されました。松方コレクションの最後にして最大の作品の帰還であり、収蔵の際には、多くのマスコミで取り上げられ、大きな話題になりました。

国立西洋美術館と「松方コレクション」

国立西洋美術館は1959(昭和34)年、フランス政府から日本へ寄贈返還された「松方コレクション」を保存・公開するために設立されました。 「松方コレクション」を築いた松方幸次郎(慶応元年12月/1866年1月~1950年)は、明治の元勲で総理大臣も務めた松方正義の三男です。旧制一高の前身である大学予備門からアメリカに留学して、エール大学で法律の博士号を取得し、ヨーロッパ遊学を経て帰国後、父親の秘書官などを務めましたが、神戸の川崎造船所の創業者である川崎正蔵に見込まれ、1896年(明治29)年、同社の初代社長に就任しました。一時は神戸新聞、神戸瓦斯などの社長も兼ね、神戸商業会議所の会頭や衆議院議員にもなった人物です。
松方幸次郎が美術品の収集を始めたのは、第一次大戦中のロンドン滞在時のことです。大戦により造船で多大な利益を上げた松方は、1916(大正5)年から約10年の間にたびたびヨーロッパを訪れては画廊に足を運び、絵画、彫刻から家具やタペストリーまで、膨大な数の美術品を買い集めました。現在は東京国立博物館が所蔵する、パリの宝石商アンリ・ヴェヴェールから買い受けた浮世絵コレクション約8千点を含め、彼が手に入れた作品の総数は1万点におよぶと言われます。しかし、松方が美術にこれほどの情熱を傾けたのは、自らの趣味のためではありませんでした。彼は自分の手で日本に美術館をつくり、若い画家たちに本物の西洋美術を見せてやろうという明治人らしい気概をもって、作品の収集にあたっていたのです。

写真
株式会社川崎造船所(現川崎重工業株式会社)
初代社長 松方幸次郎
写真提供:川崎重工業株式会社

国立西洋美術館の誕生

松方は購入した作品を持ち帰り、美術館を建てて公開する準備をしていました。その美術館は「共楽美術館」と名づけられ、松方が敬愛する友人で美術品収集の助言者でもあったイギリスの画家、フランク・ブラングィン(1867-1956)が設計案を作り、東京の麻布に用地も確保されます。しかし、松方の夢だった「共楽美術館」が日の目を見ることはありませんでした。1927(昭和2)年の経済恐慌が状況を一変させたのです。メインバンクの十五銀行の休業によって川崎造船も経営危機に陥り、松方は社長の座を降りて自らの財産を会社の財務整理にあてます。日本に運ばれていた美術品は数度にわたる展覧会で売り立てられ、散逸してしまいました。
松方が収集した美術品のうち、かなりの数がヨーロッパに残されていましたが、ロンドンの倉庫にあった作品群は1939(昭和14)年の火災で失われ、現在ではその内容や数さえも確かではありません。一方、パリに残された約400点の作品は、リュクサンブール美術館(当時のフランス現代美術館)の館長レオンス・べネディットに預けられ、彼が館長を兼任したロダン美術館の一角に保管されていました。この作品群は第二次大戦の末期に敵国人財産としてフランス政府の管理下に置かれ、1951(昭和26)年、サンフランシスコ平和条約によってフランスの国有財産となります。しかしその後、フランス政府は日仏友好のためにその大部分を「松方コレクション」として日本に寄贈返還することを決定しました。このコレクションを受け入れて展示するための美術館として、1959(昭和34)年、国立西洋美術館が誕生したのです。

特別講演会を開催しました!

7月19日(金)、3万円、5万円、10万円コースの支援者を対象とした特別講演会を開催しました。
「松方コレクション展」を担当した、国立西洋美術館主任研究員の陳岡めぐみが展覧会にこめた想いや、松方コレクションが辿った数奇な運命、ヨーロッパでの調査・研究、展覧会の構成、《睡蓮、柳の反映》の修復作業などについてお話しました。当初、1時間を予定していた講演会ですが、講演会参加者の皆さまの熱心で積極的な質問、議論で盛り上がり、会場を後にしたのは予定を1時間近く超えた時間となっていました。
担当学芸員だけが知っている裏話も面白いものでしたが、支援者の皆さまの鋭い洞察、斬新な観点、興味深い疑問などなど、聞いていてワクワクするようなものばかりで、あっという間の2時間でした。


特別講演会の様子

ポストカードセットの発送について

梅雨空の下、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
国立西洋美術館で開催中の松方コレクション展、もうご覧いただけましたでしょうか。

《睡蓮、柳の反映》のポストカードセット*ですが、当初7月上旬の発送とお伝えしておりましたが、
制作の都合上、7月下旬の発送となりました。お待たせして大変申し訳ありません。
*ポストカードセット対象者:1万円、3万円、5万円、10万円コースの支援者の皆さま

完成次第お送りしますので、もう少々お待ちいただけますようお願い致します。
 

《睡蓮、柳の反映》デジタル推定復元画像とお名前一覧パネルをぜひご覧ください!

6月11日(火)に「国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展」が開幕しました。
企画展示館の地下2階に向かって階段を下りると、右手に展覧会入口、左手にデジタル推定復元された《睡蓮、柳の反映》の解説パネルが設置してあります。
このパネルに、国立美術館のクラウドファンディング第1弾にご参加くださった皆さまのお名前(掲出をご希望された方のみ)を記載させていただきました。
ご来場の際には、ぜひご覧ください!
デジタル推定復元画像は、パネルの裏に投影されています。

※デジタル推定復元画像とお名前パネルをご覧になるには、松方コレクション展のチケットが必要になります。




松方コレクション展:https://artexhibition.jp/matsukata2019/

ありがとうございました!!

多くの方にご支援いただき、6月2日をもちまして、国立美術館のクラウドファンディング第1弾プロジェクト「国立西洋美術館開館60周年記念事業 クロード・モネ 《睡蓮、柳の反映》デジタル推定復元プロジェクト」が、目標達成率121%で終了しました。

3月15日(金)から6月2日(日)までの80日間で、ご支援くださった方々の総数は348人、ご支援総額は3,642,000円、という結果になりました。
投稿いただいた応援コメントや、直接メールでいただいたメッセージは、大変励みになりました。
ありがとうございました。

初めての試みで、ご不便やご心配をおかけした部分もあったかと思いますが、
今回の経験や皆さまからいただいたお声を第2弾プロジェクトに活かしていきますので、今後とも、国立美術館のクラウドファンディングをどうぞよろしくお願い致します。


※松方コレクション展の招待券が返礼品となっている支援コースをお選びいただきました皆さまには、
6月3日(月)に招待券を発送しております。

部分的な欠損は画像上でデジタル修復


2つの画像を比べてみてください。
これは、現存部分を高精細に撮影した画像をデジタル修復した様子です。画面の真ん中あたりに、絵具層が削られてしまったような跡が見えますが、デジタル修復を施した後には、きれいに周りの筆跡と馴染んでいます。モネの筆跡ごとの質感と連続性を意識しながら1つずつ埋めていく、これもまた繊細な作業です。

今回の、デジタル推定復元では、欠損してしまった部分をモノクロ写真から推定復元するだけでなく、現存している部分の損傷もモノクロ写真を元にしてデジタル修復しています。

松方幸次郎が当時の日本の若い作家や、後世のわたしたちに見せたいと願った《睡蓮、柳の反映》の美しい全貌を見ることができるのが楽しみです。
 

凸版印刷株式会社さん、推定復元の実績ご紹介

今回のデジタル推定復元は、国立西洋美術館と凸版印刷株式会社さんとの共同プロジェクトとして進行しています。

凸版印刷さんは、墨田区のプロジェクトに参画し、関東大震災にて焼失した葛飾北斎による肉筆大絵馬「須佐之男命厄神退治之図」を白黒写真から推定復元した実績をお持ちです。

明治時代の白黒写真を高精細にスキャンし、文化財修復の職人とともに画像上の様々な情報を読み解くとともに、当時の撮影技法を解き明かすことで、より可能性の高い姿を追求されました。推定復元された作品は、東京都墨田区のすみだ北斎美術館で観ることができます。



北斎復元時の中心メンバーが、今回のモネのデジタル推定復元でも中心となり、新たな復元手法に挑戦をしています。
 

モノクロ写真のデジタルクリーニング

ガラス乾板には、傷と思われる白っぽい線や、指紋のようなものがみられました。


ガラス乾板をスキャンしたデータ上で、傷やよごれを見極めながらデジタルクリーニングをしていきます。傷なのか、描かれた筆跡なのか、人の目で細かくチェックをしていきます。見極めのポイントは、傷の場合は比較的シャープで、そうでないものは、写真の解像度と同じくぼんやりとしているそう。
確実に傷だとわからないものは残し、傷は周辺の調子と合わせながら丁寧に消していきます。そういった繊細な作業を経てベースとなるモノクロ画像をつくっていきます。
 

《睡蓮、柳の反映》デジタル推定復元画像の事前お披露目会(「松方コレクション展」特別内覧会)は、6月10日(月)に開催いたします!

5万円と10万円の支援コースにご参加くださった皆さまが対象の「《睡蓮、柳の反映》デジタル推定復元画像の事前お披露目会(「松方コレクション展」特別内覧会)」は、6月10日(月)15時~17時30分に開催いたします。

ご支援いただいた皆さまに、「松方コレクション展」の開会式とレセプションにもぜひご参加いただきたいと思い、ご招待させていただきます。一般公開に先立ち、《睡蓮、柳の反映》のデジタル推定復元された姿、そして保存修復作業を終えた実物の作品を含む、素晴らしい松方コレクションの数々をお楽しみください!
該当する皆さまへは追って招待状をお送りいたしますので、詳細はそちらをご確認ください。

引き続きのご参加をお待ちしております!!

本日、目標達成率が100%に達しました!
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!!
国立美術館のクラウドファンディングは6月2日(日)まで。
記念すべき第1弾プロジェクト、引き続きのご参加をお待ちしておりますので、よろしくお願い致します!

ラストスパートです!

国立美術館のクラウドファンディング第1弾も、早いもので、残り17日となりました。
5月17日17時現在、北は青森から南は沖縄まで、全国から224名のご参加をいただき、目標達成まであともう少しです。
皆さまからHP上にお寄せいただいた応援コメントや、直接担当宛にメールでいただいた激励のメッセージやご要望など、大変励みになっております!!
最後までがんばりますので、引き続き応援をよろしくお願い致します!

《睡蓮、柳の反映》には、何が描かれているのでしょうか。

この作品は、モネの集大成ともされる、パリのオランジュリー美術館の「睡蓮」の大装飾画の中の《木々の反映》(200×850cm)に関連づけられている習作のひとつとされています。柳の木が上から下にさかさまに映り込こんでいる睡蓮の池の水面を描いたもので、他には、マルモッタン美術館、メトロポリタン美術館、国内では、北九州市立美術館と地中美術館に所蔵されています。



モノクロ写真をみてみると、他の習作とおなじように、画面上から下へのびる柳の幹が水面に映っている様子がうかがえます。北九州市立美術館所蔵の作品の構図によく似ています。



この作品は北九州市立美術館のコレクション展で見られます。市街を見渡せる丘の上の素敵な美術館です。こちらの睡蓮もご覧になってみてくださいね。

デジタル推定復元に必要な情報を得るために、各美術館の類例の取材にいくことになりました。

モノクロ写真 ―ガラス乾板の発見 その2―

今回のデジタル推定復元において、発見されたガラス乾板はどのように生かされているのでしょうか。


サンプル画像を比べてみるとわかるように、ガラス乾板から再現される画像の方が、解像度、色調の豊かさなど、はるかに情報量が多いことがわかります。睡蓮の花の部分、絵具が盛り上がっている様子もみてとれませんか。
ガラス乾板を高精細にスキャンしたデータを元に欠損部に描かれていた情報をすくい上げていきます。

ガラス乾板の発見は、今回のプロジェクトに限らず、所在不明の作品や、破損してしまった作品の本来の姿を知る貴重な情報源となります。たとえば、ギュスターヴ・モロー《ヴィーナスの誕生》、絵具が剥落する前の姿が写っています。




「松方コレクション展」では、見つかったガラス乾板の一部も展示する予定です。

「松方コレクション展担当研究員による特別講演会」の開催が、7月19日(金)に決定しました!

国立西洋美術館の講堂で19時スタート予定です!
また、リクエストにお応えして、5万円コースと10万円コースにご支援くださった皆さまには、
お友だちやご家族と一緒に参加していただけるよう、2名様までとさせていただきます。
お楽しみに!

モノクロ写真 ―ガラス乾板の発見 その1―

今回の「デジタル推定復元」のキーとなったのが、欠損する前の《睡蓮、柳の反映》の全体像が写ったモノクロ写真の存在です。

2018年7月、フランスの国立建築文化財メディアテークの写真部門にて、かつてロダン美術館の礼拝堂にて保管されていた頃の松方コレクションの作品348点を撮影したガラス乾板が発見されました。その中には、《睡蓮、柳の反映》の全体像を写したものもあり、今回、欠損部を推定復元する大きな手掛かりとなっています。



ところで、このガラス乾板、作品だけでなく、いろいろと興味深いものが写り込んでいます。屋外で太陽の光の下で撮影されているのが分かりますし、右の端には、人の足が。大きな作品を撮影する間、固定するために支えていたのかもしれません。ロダン美術館の一角で撮影されたこの写真、この場所は、現在も柱や作品の下にのぞく階段は当時のままだそうです。

保存修復の基本方針について ―この作品をどう修復するか―

本プロジェクトは、《睡蓮、柳の反映》の失われてしまった部分も含めた全体像を、凸版印刷株式会社の協力を得てデジタルでよみがえらせるものですが、まずはみなさんに、モネが描いたこの《睡蓮、柳の反映》がどのような作品なのかを知っていただきたく、今回も引き続き作品本体の保存修復についてご紹介いたします。

《睡蓮、柳の反映》は、199.3×424.4cm 。とても大きな作品です。このような大きな作品で、かつ、これほど著しく損傷している作品の場合、通常は数年かけて保存修復作業が行われます。しかし、今回は、2019年6月11日(火)から開催される「国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展」で、みなさんにお披露目するのが最も相応しい作品として、約1年間という短い期間で保存修復作業にあたることになりました。
限られた期間で、作品にも、人にも安全に展示・鑑賞できるような状態にすることを第一の目標として保存修復作業はスタートしました。

「松方コレクション展」では、カンヴァスを再現したり、失われた部分を新たに描き足したりなどはせず、ありのままの状態で展示・公開する予定です。そうすることで、本作品が辿った歴史に思いを馳せたり、作品を今後も継続的に維持管理する重要性を再認識する機会となるでしょう。
また、将来、保存修復処置をし直す必要性が生じた場合のために、作品を傷つけることなく展示パネルから取り外すことができるよう、可逆性のある材料や方法を採用しています。展覧会での初公開、ご期待ください。

松方コレクション展:https://artexhibition.jp/matsukata2019/

発見時の作品の状態について -とにかく大変痛んでいるー

当プロジェクトは、失われた部分も含めて作品の全体像をデジタルでよみがえらせるものですが、作品本体の状況を簡単にご紹介します。

《睡蓮、柳の反映》は、2016年にフランスで紙筒に巻かれた状態で発見されました。開梱・点検され、その後、裏面から画布の裂けを紙製の粘着テープで留め、表面の絵画層が剥離しそうな部分には薄い和紙で保護をするなど、輸送に耐え得るだけの簡易処置を施され日本へ到着しました。




作品が国立西洋美術館に到着した後、作品の保存修復処置を行うために、まずは現状把握のため詳しい状態調査を行います。

もともとは木枠に画布を張ったカンヴァスに描かれていましたが、木枠は現存しておらず、画布のみとなっていました。画布はかなり脆弱化しており、残存している部分の先端は絵具層が剥落(はくらく)して特に不安定な状態でした。また、欠損部境界付近の裏側には、カビ跡や、湿気や水気による染みもみられるなど、一言でいえば、大変傷んでいる、という状況で早急な保存修復処置が求められました。






次回は、保存修復の方針についてお話します。

いよいよです!

国立美術館のクラウドファンディングがスタートしました!
第1弾プロジェクトは、国立西洋美術館所蔵、クロード・モネ作《睡蓮 柳の反映》のデジタル推定復元プロジェクトです。

プロジェクトの進捗状況は、今後定期的にアップしていきます。

60年ぶりに発見されたモネ幻の大作は、いったいどのような作品だったのか。その全貌を推定し復元していきます。
私たちと一緒に、デジタル推定復元プロジェクトを盛り上げましょう!
  • 2019/06/02

    蓮佳 さん

    dummy
    昨日、九州国立博物館へ行った際にチラシが目に留まり知りました。ギリギリ間に合って良かったです。微力ながら、素晴らしいプロジェクトに参加できて嬉しいです。コレクション展が一層楽しみになりました。
  • 2019/05/31

    小室英之 さん

    dummy
    モネの作品が、とても好きなので、楽しみです!!
  • 2019/05/30

    国立 花子 さん

    dummy
    とても素晴らしいプロジェクトだと思います。今後も、こういったアートの力を広げ、夢があってワクワクするような活動を期待しています!
  • 2019/05/30

    オカジ さん

    dummy
    プロジェクトに参加できて光栄です!絶対見にいきます!
  • 2019/05/30

    川崎 優樹 さん

    dummy
    デジタル推定復元したクロード・モネの作品《睡蓮、柳の反映》が見られるのを楽しみにしてます。
  • 2019/05/28

    伊達 貴子 さん

    dummy
    とても楽しみにしております。
  • 2019/05/27

    平田 典久 さん

    dummy
    モネの幻の大作が、復元するのを楽しみにしています。
  • 2019/05/23

    菊地いづみ さん

    dummy
    幻の大作がよみがえるという夢溢れるプロジェクトを応援します。国立西洋美術館の新たな人気スポットになりますように!
  • 2019/05/23

    渡邉 真弓 さん

    dummy
    大好きなモネ。とても楽しみにしています。
    プロジェクトには関わっていませんが、同じ会社の社員として応援と期待をこめて。
  • 2019/05/22

    松下 千世 さん

    dummy
    松方コレクションに少しでも関わることができて大変光栄です。
    松方幸次郎さんが選ばれたモネの大作、復元された絵を楽しみにしています。
  • 2019/05/22

    にしうら さん

    dummy
    ささやかながら応援させていただきます。松方コレクション展で最新技術で蘇った《睡蓮、柳の反映》に会うのを心待ちにしています
  • 2019/05/22

    松方岩雄 さん

    dummy
    デジタル推定復元の成果を大いに期待しています。完成を見るのを楽しみにしています。
  • 2019/05/21

    民子 さん

    dummy
    はじめてのクラウドファンディングです。
    モネの絵がまた姿をあらわせるお手伝いになれるのが嬉しいです。
  • 2019/05/21

    山中 武海 さん

    dummy
    昨年、横浜の美術館でモネの作品を観てファンになりました。このプロジェクトを友人から聞き、少しでも力になりたいと思い参加させて頂きました。
  • 2019/05/20

    平 空 さん

    dummy
    大好きなクロード・モネの絵が修復されるお手伝いを
    微力ながら協力でき、

    時空を超えて
    モネを応援することが出来、

    私も嬉しいです^^!

    モネ爺さんが喜んでくれることをこころより祈りつつ◎
  • 2019/05/18

    萩原直美 さん

    dummy
    モネは私が絵画に引き込まれるきっかけになった大好きな画家であり、今回の復元プロジェクトを大変楽しみにしています。微力ながらそのお手伝いできることが、とっても嬉しいです。
  • 2019/05/17

    木村まり さん

    dummy
    新しい時代にモネの絵がデジタルで復元するのは、60年という歳月を越えて松方さんの強い志が蘇るようですね。大変だと思いますが、頑張ってください。楽しみにしています!
  • 2019/05/16

    K介 さん

    dummy
    モネの睡蓮で、しかも大作とあっては見てみたくないはずがありません。絵画史における最重要作品の一つ。表現の革新。睡蓮は数ありますが、直筆でなくとも後世に残す価値はあります。頑張って下さい。
  • 2019/05/16

    佐藤 真 さん

    dummy
    是非とも元の姿を見てみたい。
  • 2019/05/15

    りんぬ さん

    dummy
    本物見られるの楽しみにしてます!
  • 2019/05/15

    shinichiro-y さん

    dummy
    ほんのささやかですが・・・、プロジェクトに貢献できる機会をもうけていただきありがとうございます。成果をたのしみにしています!
  • 2019/05/15

    シマノ ヒツジ さん

    dummy
    モネの作品に関わる機会があるなんて!
    プロジェクトに参加できますこと、感謝いたします。
    そして、プロジェクトに携わるすべての方々に ありがとうございます!
  • 2019/05/15

    福井正文(高知県モネの庭) さん

    dummy
    時間を越えてよみがえる、モネの絵。日本で実現できるのは素晴らしいと思います。応援します。
  • 2019/05/14

    kouyou さん

    dummy
    最新技術で上手く甦るといいですね。次のクラウドファンディングにも期待します。
  • 2019/05/12

    M.C さん

    dummy
    このようなプロジェクトにほんの少しだけですがかかわることが出来て幸せです。展覧会を楽しみに待ってます。
  • 2019/05/11

    伊藤厚美 さん

    dummy
    修復技術の高さに期待。結果を拝見するのを楽しみにしています。
  • 2019/05/11

    千葉敦司 さん

    dummy
    娘はモネの睡蓮の絵が大好きで、今回のプロジェクトの成功を楽しみにしております。
  • 2019/05/11

    満岡千春 さん

    dummy
    モネの睡蓮の絵が大好きですし、松方コレクションは何度も拝見しています。ぜひプロジェクトが成功されることを願っています。
  • 2019/05/10

    yamasan さん

    dummy
    修復後のモネの幻の大作も、「松方コレクション展」も楽しみです!
  • 2019/05/10

    合津治子 さん

    dummy
    40年以上前から、辛い時励まされていた大好きな絵です。復元、頑張ってください。
  • 2019/05/09

    小澤 朋子 さん

    dummy
    大好きなモネの作品に少しだけですが、協力できてうれしいです♥️
  • 2019/05/06

    浅原清作 さん

    dummy
    時代を、そして苦難を乗り越え、甦る「睡蓮」。
    関係の方々のご努力に感謝するとともに松方さんの素晴らしいコレクションは日本の宝とも言えると思います。
    鑑賞出来るのを楽しみにしています。
  • 2019/04/30

    KW さん

    dummy
    この試みが日本の令和時代の幕開けに相応しい国立西洋美術館の新たなるシンボルとなりますように心よりお祈り致します。
  • 2019/04/29

    岡 康次郎 さん

    dummy
    常設展をシニア無料で見せていただいているお礼に代えて。
  • 2019/04/26

    松川賢治郎 さん

    dummy
    ふるさとで毎年行く大原美術館と並び称せられるコレクションのしかも大好きなモネの作品に近づいた気がして、感激です。
  • 2019/04/22

    そらいろ さん

    dummy
    とても意義ある、そしてロマンティックな挑戦だと思います。
    修復後の姿に出逢う日が待ち遠しいです!応援しています
  • 2019/04/21

    山下 瑛梨佳 さん

    dummy
    モネの幻の大作が蘇るということで、とても夢のあるプロジェクトだと思いました。
    この目で復元された、クロード・モネ《睡蓮、柳の反映》が見られるのを心待ちにしております。
  • 2019/04/16

    深井 彰久 さん

    dummy
    素晴らしいプロジェクトだと思います。
    失われた作品を早く目にしたいです!
  • 2019/04/14

    植田幸宏 さん

    dummy
    このようなステキなプロジェクト立ち上げていただきありがとうございます。
  • 2019/04/12

    小野寺佳枝 さん

    dummy
    いくつかのモネの作品を拝見してきました。復元の大変さは計り知れません。微力ですが協力させていただきたいです。
    復元された作品をこの目で観られる事をたのしみにしております。
  • 2019/04/11

    印象派ファンとして さん

    dummy
    大きな損傷が痛々しいようですが、最先端技術と愛情と熱意でまだ見ぬモネの睡蓮の一枚に
    お目にかかれる日が待ち遠しいです。頑張ってください。
  • 2019/04/10

    taezou さん

    dummy
    松方コレクションの数奇な運命に思いをはせて、今日も常設展を見てきました。
    大戦を耐え忍んで日本にやってきた絵画を見るたびに胸がいっぱいになります。
    松方の思いを、よみがえらせるプロジェクトを応援しています。
  • 2019/04/09

    南郷 佑奈 さん

    dummy
    本復元プロジェクトに参加できることを大変光栄に思います。
    復元された新しい「睡蓮」に会えることを楽しみにしています。
  • 2019/04/04

    Y.S さん

    dummy
    どのような全体像が現れるのか、楽しみにしてます!
  • 2019/04/03

    島 明子 さん

    dummy
    モネの絵画がとても好きなもので、この絵が発見されたニュースを見たときは非常に驚きました。破損は残念ですが、それ故、復元はとても楽しみです。ご苦労は多いと思いますが、皆さまの技術で少しでも元の姿に近づきますよう期待しております。
  • 2019/04/03

    渡辺 由貴子 さん

    dummy
    プロジェクトに、間接的にですが参加できることを嬉しく思います。作品に会えることを楽しみにしています。
  • 2019/03/29

    国立花子 さん

    dummy
    西洋美術館にもう一つ睡蓮が増えるなんて、素敵ですね!
  • 2019/03/26

    小林考行 香織 さん

    dummy
    このような素敵なプロジェクトを応援させて頂けることを大変光栄に思います。
    ご成功をお祈りしています。
  • 2019/03/21

    清水 倫 さん

    dummy
    名画の復活を楽しみにしています。
  • 2019/03/18

    田中えりか さん

    dummy
    常設展、企画展ともにいつも楽しませていただいています。
    本クラウドファンディングを通じて、また新たな作品に出会える日が待ち遠しいです。
  • 2019/03/15

    荒木克典 さん

    dummy
    モネの作品が復元されるのを楽しみに待っています。頑張ってください!
  • 2019/03/15

    船見 正範 さん

    dummy
    クロード・モネの美しい作品の復元に携われるのは、とても嬉しいです。
    こうした機会を作っていただいてありがとうございます。
    復元プロジェクトチームの皆様の素晴らしいワークを期待、応援しています。
    復元された睡蓮と対面できる日がとても待ち遠しいです!頑張ってください!